はじめに
本ブログにご訪問いただきまして、ありがとうございます。とあるCROでCRAとして働いているにゃん(@Nyaaaaan0126)と申します。
なんでCRAがこのタイミングでブログを?
ずばりCRAから発信する情報でみなさんが行う業務の力になりたいと思ったからです。
このブログにアクセスされる程のみなさまでしたら、CRAって何?とか治験って怖いの?みたいな疑問はとうの昔に解決していると思います。もしその辺りの基礎から勉強したいという方がいらっしゃいましたらTwitter治験界隈のドンこと、のりすさん(@Chikennochikara)のブログ「治験のチカラ」にアクセスすることをおすすめします!著者も日々のりすさんのブログで勉強することをライフワークの1つにしていますฅ(>ω< )ฅ♪
きっかけとなったのは昨年(ブログ記載時期 2024年)開催された「第23回 CRCと臨床試験のあり方を考える会議 2023 in 岡山」で多くの治験関係者の方々との出会ったことでした。そこでお会いした人たちとの交流のなかで、自分もこの人たちの力になりたいと思い今回このブログを開始しました。
具体的にどんなことを掲載していくの??
対象となるのは現役のCRAさんになる予定で、以下の3つを軸に発信する予定です。
① 知っておくと便利なOffice (OutlookやExcel, PowerPoint)の機能
② 業務効率を向上させる簡単なマクロの作成方法
③ 業務外だけれど大切なこと(何か別のものを発信したいとき用の予備です。。)
CRCさんについては現場の業務を詳しく知っているわけではないので、直接の対象としていないのですが、考え方だけでも参考にしていただけたら嬉しいです。
著者はCROに所属しているのですが、自分が当たり前に知っていると思っている機能やコマンドなども、意外と知らない人もいることに気がつきました。体感的には2/3くらいの人は知っているけど、1/3の人は知らない、、みたいなところでしょうか。
安全性情報のラインリストの件数を行の数でなくて症例ごとにカウントしろって言われたよ、、同じ症例でも複数の情報が1セルごとに上がってきてカウントできない( ;∀;)
エクセルでSUMPRODUCT関数とCOUNTIF関数を使えばすぐできますよ〜
※あくまで一例です。そもそもそんな事断れよとか、それくらい知っとけよ!みたいな反論は受け付けないです(笑)
Officeのアプリケーション機能ってそもそも知る機会が限定的で、そんな機能あったの?みたいなことが往々にしてありますよね。
一方でそれは私自身にも言えることで、周りの人から教えてもらって初めて知ることもたくさんあります。そんな大体の人は知っているけど、知らない人もいるみたいな事柄を共有していきます。
もう1つ、VBAを用いたエクセルマクロについてご紹介できればと思っております。
筆者は大学院でVBAやPythonを使っていた事もあって、プログラミングに対してアレルギー自体は比較的少ない方です。先に断っておくと、あくまで細胞培養系の研究だったので、解析の手段としてのみ使っており専門的なコンピューターサイエンスの学位を修めている訳ではないです。
たまにプロジェクト内で自作のエクセルマクロとかを共有するのですが、これが意外と評判が良いのです。その中で、もしかしてこれって広まったら他社のCRAさんの業務量も少し改善できるのでは?と思いました。
プログラミングって難しいんでしょ。。??
率直に簡単とは言えないと思います。筆者も決してコーディングの文法を完璧に理解している訳ではないですし、大体の流れをざっくり分かっているくらいのレベル感です。
ですのでこのブログでは「プログラミング自体はあんまり分からないけど、紹介されているコードをコピー&ペーストしたら使えるようになった」というところを目指したいと思っています。
感覚的には、スマートフォンを使うという事に近いですかね。中でどんなiOSが動いていてそれがどんな仕組みなのか?まで知っている方は少ないと思います。
最後に
ここまでご覧になってくださりありがとうございます。
あくまで経験年数2,3年の新米CRAではありますが、少しでも記事を見てくださった方々の業務時間が改善できれば、これ以上のことはありません。
どの会社のCRAさんも謎の雑務に押しつぶされて、本来の臨床開発という専門性を育む勉強時間が十分確保できていないことは、私の周りの方々を見ているだけでも十分理解できます。
多くの経験を積んできた方々であれば、ひよっこCRAが何やってんだか。。と思う気持ちもあるかもしれないですが、そこは温かい目で見ていただけますと幸いです。コンピューターサイエンスの専門でない人間ができる限りわかりやすく解説していきますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。